
【結論】政治的安定は「買い」である。
2026年2月18日、第2次高市内閣が発足しました。市場が注目すべきは、自民・維新合わせ352議席という圧倒的な政治基盤と、高市首相が掲げる「責任ある積極財政」の継続です。 これらは、日経平均株価にとって強力な下支え要因となり、為替市場においては円安圧力を強める可能性が高いと分析します。
コマ式FX錬成会のKomaです。 本日は、日本の政治史における大きな転換点となる「第2次高市内閣発足」が、今後のトレード戦略にどのような影響を与えるのか、速報ベースでファンダメンタルズ分析を行います。
1. 環境認識:市場が好感する「352議席」の意味
本日18日召集の特別国会にて、高市早苗氏が第105代内閣総理大臣に選出される見通しです。 トレーダーとして注目すべきは、閣僚の顔ぶれ以上に、そのバックにある「数字」です。
圧倒的多数による「ねじれ」の解消
先の衆院選で自民党は圧勝し、連立を組む日本維新の会と合わせて352議席を獲得しました。 これは定数の3分の2を超え、憲法改正の発議すら可能な絶対安定多数です。 市場(特に海外投資家)は、「決められない政治」を最も嫌います。 今回の結果により、向こう数年間は政権運営が極めて安定的になることが約束されました。 「政治の安定=株買い」という古典的なアノマリーが、今回も機能する土壌が整っています。
全閣僚再任による政策の継続性
また、報道によれば「全ての閣僚を再任する方針」とのこと。 これは、組閣に伴う混乱や政策の空白期間が生まれないことを意味します。 市場はスムーズに次の経済対策(補正予算など)を織り込みに行くことができるため、初動から買い安心感が広がりやすい状況です。
2. 今日のトレード戦略:「積極財政」をどう狙うか
高市首相の代名詞とも言えるのが「責任ある積極財政」です。 今夜の記者会見でも、インテリジェンス機能の強化や積極財政の方針について説明が予定されています。 これを踏まえた具体的なトレードシナリオは以下の通りです。
シナリオA:日経平均・TOPIXの押し目買い
積極財政(財政出動)は、直接的にGDPを押し上げる効果があります。 また、市場に資金が供給される期待感から、海外勢の日本株買いフローが継続しやすい環境です。 特に「インテリジェンス機能の強化」という文言からは、防衛関連、サイバーセキュリティ、半導体関連への資金流入が予想されます。 短期的な調整局面(押し目)があれば、そこは絶好の買い場となる可能性が高いでしょう。
シナリオB:ドル円(USD/JPY)の上昇継続
教科書的には、財政拡大は通貨安(円安)要因です。 国債増発による円の供給量増加観測は、円の相対的な価値を希薄化させます。 また、リスクオン(株高)局面では「円キャリー取引」が活発化しやすいため、円が売られやすくなります。 現状のファンダメンタルズにおいては、「株高・円安」の相関が機能しやすいため、ドル円はショート(売り)よりもロング(買い)目線で構えるのがセオリーとなります。
3. まとめ・重要ポイント
- 政治的安定:352議席の獲得により、長期政権への期待が海外投資家の買いを誘う。
- 積極財政:「責任ある積極財政」は、株高・円安の強力なドライバーとなる。
- 注目イベント:今夜の記者会見での発言内容(具体的な財政規模など)でボラティリティが高まる可能性があるため、会見前後の値動きには注意が必要。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の助言や勧誘を行うものではありません。実際の取引はご自身の判断と責任で行ってください。
Analysis & Logic by Gemini & Koma
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